こちらは劇団扉座・レイネット共同プロデュース作品の音楽劇「オリビアを聴きながら」の再演にあた り、尾崎亜美ファンの立場で作成した特設ページです。公式ページではありませんが、2011年の初演 観劇の実感や、2012年8月6日に行われたブログライター会見の内容および席上で配布された宣材資 料に基づいて観劇をお勧めするものです。

どんな劇？

扉座が辿ってきた時代と、そこに生きた若者の夢と希望と挫折をテーマに、尾崎亜美さんの往年のヒット曲を 紡いで、豪華ゲストと扉座俳優陣がおおくりするドラマチックなエンターテインメント作品として昨年9月に上演。 　熱烈な再現希望の声にお応えして、今回、更にパワーアップして決定版として上演します！ 〜初演時概要より〜 　尾崎亜美の名作をちりばめて、一つの物語を芝居、歌、踊りで紡ぎだします。恋と夢と、青春の苦い思い出、 そして問われる人生と仕事の責任・・・ 　未曾有の大震災に見舞われて、人間の姿が少し小さく見えている今、もう一度、未来に向かうための夢見る 力を取り戻す。そんな音楽劇を多彩な出演者たちが、あの手この手でお届けします。 （会見配布資料より）

タイトルからは甘いラブストーリーが想起されますが、物語の核心部はちょっとハードでシリアスな社会派の作品です。しかし、コミカルな部分はとことんコミカル。思わず笑えるシーンも数多く、まさに「笑って泣ける」感動作です。 （個人的な初演感想）

公演基本情報
出演	三木眞一郎　舘形比呂一　小牧祥子／ 柳瀬大輔　柳瀬亮輔　花柳輔蔵／ 伴美奈子　高橋麻理　鈴木里沙　安達雄二　松本亮／ 建守良子　阿部慎二郎／ 石井愃一
スタッフ	作・演出　横内謙介 音楽監督・編曲　尾崎亜美 振付　ラッキィ池田／彩木エリ 歌唱指導　黒瀬千鶴子
会場	青山円形劇場　（東京都渋谷区神宮前5-53-1 こどもの城3F）
公演日時	8月22日（水）　19:00 8月23日（木）　19:00※1 8月24日（金）　19:30※2 8月25日（土）　13:00／18:00 8月26日（日）　13:00／18:00※1	8月27日（月）　19:00 8月28日（火）　14:00／19:00 8月29日（水）　19:00 8月30日（木）　14:00／19:00 8月31日（金）　19:00
	※1　アフタートーク付　，　※2　スペシャルナイト　ビフォートーク付 　　（トークショーの内容については劇団扉座の公式サイトで確認ください）
料金	前売券　6000円／当日券　6500円　（他に扉座にて学生券の取り扱い有）
チケット取扱	扉座、CNプレイガイド、e＋、チケットぴあ、ローソンチケット
注）この情報は2012年8月17日現在のものです。必ず最新の情報を劇団扉座の公式サイトで確認ください。

ここがポイント！　だからお勧めします

＜１　ドラマチックなストーリー＞ 　物語のシーンは思わず「あるある」と思うようなものばかり。重要なシーンでは、夢（あるいは信念）と現実（あ るいはビジネス）、個人対組織など、「あなたならどうする？」と刃を突きつけられているような感じさえします。 絵空事ではないからこそ、クライマックスで主人公の選んだ道に大いに感動できると思います。初演時は女性 客が多かったですが、「女性だけでなく大人の男性に見て欲しい作品」（舘形）です。 ＜２　流れる名曲の数々＞ 　劇中には尾崎亜美のヒット曲・名曲の数々が挿し込まれています。もちろん亜美ファン以外には知られていな いような曲もありますが、シリアスなシーンに入る曲はどれも感動的なものばかり。それらがまるで劇のために 書き下ろされたかのようにストーリーの中に溶け込んで客席に届きます。 ＜３　多彩で豪華な出演者＞ 　客演に81プロデュース所属声優（三木眞一郎）、劇団四季出身者（小牧祥子、柳瀬大輔）、宝塚歌劇出身者 （建守良子）などを迎え、扉座俳優陣と歌や踊りを繰り広げます。再演では演劇界の至宝（石井愃一）と未来の 人間国宝（花柳輔蔵）が加わり更にパワーアップ！ ＜４　楽しいところは楽しく＞ 　音楽劇ですから歌も踊りも楽器演奏も、そしてタップもあります。あの人がこんな姿に？と驚くような出で立ち で登場する出演者も！セリフやアクションがコミカルなシーンも多く笑えます。 ＜５　間近で見る迫力＞ 　会場の青山円形劇場は、席数300余の小さな空間です。しかもその名の通りほぼ全周を客席が囲む構造 で、どの席からも間近に芝居が見られ迫力があります。シーンによっては客席通路でも芝居がありますので通 路際の方は驚かないでくださいね（笑）。舞台にもちょっとした仕掛けがあるので注目。 ＜６　出演者も楽しみにしていた再演＞ 　初演の来場者だけでなく出演者からも再演したいという声が上っていたそうで、しかも「初演の幕が開く前か ら（柳瀬大）」だそうですから、作品の素晴らしさがわかろうというものです。ブログライター会見でも再演が嬉し い、楽しみにしていたというコメントが相次ぎました。観客だけでなく出演者からも愛される作品。それが「オリビ アを聴きながら」なのです。

出演者が語る　「見どころ」「大切なシーン」「目指すところ」

・一人で何役もこなすところ　（松本） ・タップのシーン　（安達） ・主人公に噛み付くシーン　（安部） ・相手役とその場で（自然に）会話しているようなシーンを作り上げていきたい　（花柳） ・クビになった社員が何を考えているのかということを伝えていきたい　（柳瀬（亮）） ・客席が円形なので角度を変えて１ブロックずつ見て欲しい（笑）　（建守） ・オスカルとアンドレの登場シーン　（高橋） ・組織との絡みで心の中にしまっている本音が出るシーン　（伴） ・「EndlessDream」の弾き語り。ミスなく弾きたい　（小牧） ・主人公と元部下の友情　（舘形・柳瀬（大）） ・（物語の）中に詰まっているエネルギーの量　（三木） ・敵役にも敵役なりの理論があり、全員とは言わないが１〜２割の人に「おれもそう思うよ」 と思ってもらえるようにしたい　（石井）

迷っているあたなへ。　Q&A

＜尾崎亜美の曲はあまり知らないし、楽しめるのでしょうか・・・＞ 　大丈夫です。確かに尾崎亜美としてのヒット曲は少数ですが（ご本人も認めてますので・・）、劇中歌にはタイ トルチューンの「オリビアを聴きながら」をはじめ他の歌手への提供曲や、CMソング・TV主題歌などでおなじみ の曲も多数です。あ、これも尾崎亜美なんだ・・と発見があると思います。もちろん知る人ぞ知る曲もありますけ ど、感動できますよ。ちなみに「蒼夜曲（セレナーデ）」は世間的には知名度がありませんが、ファンにはオリビ ア〜に勝るとも劣らない人気を誇ります。 ＜尾崎亜美のファンですが、ふだん演劇は見ないし本人が出るわけじゃないし・・＞ 　はい、初演を見たときの私がまさにそうでした。。正直なところ、私も「尾崎亜美の曲が使われている」ことと 「尾崎亜美本人が強力にプッシュしていた」ということだけで行ったのですが、行ってみてとても良かったので す。その感動を、ご覧にならなかった方にも味わっていただきたくて、こうしてお勧めページを作っているので す。 ＜ミュージカルってなんとなく苦手です＞ 　本公演は「ジュークボックスミュージカル」という形式だそうで、劇中に歌はバンバン入りますが、その歌は今 までに発売された楽曲であり、基本的に「歌のシーン」で歌っているか、芝居のBGMとして歌われているかのど ちらかです。ですので、「音楽付きの芝居」ぐらいに思ってもらえればよいと思います。その昔よくタモリさんが 「セリフから急に歌いだすのは不自然だ！」とかネタにしてましたが（微笑）、本公演ではセリフとして歌うような ことは無く、歌詞もメロディーラインもレコードのままです。（編曲と尺は芝居にあわせて特注） 　で、ここがまた素晴らしいところなのですが、芝居と歌が独立しているにも関わらず、まるで劇のために書き下 ろされたかのように歌（の歌詞）と芝居がぴったりマッチングしているのです。マッチングを取るために、あえて1 番をカットして2番から歌いだす曲もあります。「ストーリーと曲は同時に決めていった」 （横内）ということで、そ の絶妙な構成もぜひ注目していただければと思います。 ＜客席が円形だと、どこが良い席なのか分からない＞ 　本公演の舞台はごく特定のシーンを除いて「正面」というものがありません。したがって、どの席からでも楽し めると思います。もちろん見る位置によって印象は変わってくると思いますので、それが「角度を変えて１ブロッ クずつ見て欲しい（建守）」というコメントにつながるわけですね。（笑） ＜初演を見ているし今年は・・・＞ 　再演ではありますが、まったくの同一ではないと作者・出演者も語っております。 　「（キャスト一部変更で）前任者とは違う世界観・新たな局面が生まれるかもしれない」（横内） 　「ストーリーは変わらないが、芝居のやり方を変える」（横内） 　「相手役が変わって去年とは違うものを作っていきたい」（高橋） 　「初演を見た人も初めての人も楽しめるようにがんばりたい」（小牧） 　「去年と同じわけにはいかない」（三木） ということで、初演を見た方もどうぞ、どうぞ。 ＜どんな感じの芝居か良くわからない＞ 　言葉で伝わらず申し訳ないです。レイネットから初演のシーンを編集した予告編が動画サイトにアップされて いるので、よろしければご覧ください。 　http://www.youtube.com/watch?v=3z0DLbZrRnM 　これを見てもあらすじはわかりませんが、舞台の雰囲気を感じていただければと。 　・出演者の役どころはこちらにまとめましたのでよろしければ参考に。 　・8月6日のブログライター会見概要はこちら。 　・昨年の観劇記はこちら。（ちょっぴりネタバレです） 　・公演のフライヤーはこちら 　　　　　⇒　表chirashi.pdf（約300kB）　裏chirashiura.pdf（pdf　約14MB） 　・役者さんがオリビアを聴きながらのフェイスブックファンサイトを開設！ 　　稽古場の様子が覗けます。→　https://www.facebook.com/oliviafansite

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