コンサートレポ　15　〜　前橋市民文化センター大胡分館（シャンテ）

■公演日　2006年12月9日（土）　■開演18：05　■終演20：13 　東京・江東区に続くは前橋市大胡町。前橋中心部にも市民文化センターがありますが、こちらは上毛電鉄大 胡駅から歩いて10分ほどの場所にある分館です。雨がばらつく中、ちょっと寒い道のりでした。しかし、こじんま りとした建物のこじんまりとしたホールで、暖かさを感じるステージになる予感。 　舞台を見るとドラムセットがあります。きょうもドラム付きとは嬉しい。そして、江東に続いて前の方の席が取れ てこれまた嬉しい。。。さあ開演。

■開演 以下『　　』内はMCです。 　ただし、一字一句書き取ったわけでも全てを網羅しているわけでもありません。要旨はほぼ合っていると思い ますが言葉は不正確であることをお含みおきください。 　今ツアー定番のオープニング映写のあと、舞台にスポットライトがあたりステージ中央に亜美さん登場。 M0　My Song For You 　まずはハンドマイクでサビの部分をちょろっと。そのままメドレーのように・・・ M1　水のように跳ねる魚のように 　ハンドマイクで踊りながら歌います。場内手拍子が起こります。 　KBへ移動して・・ M2　戦う翼 　（ギンギラ衣装を意識して）『ちょっとプリンセス・テンコーですが（笑）。 　（衣装にぶら下がってる円盤を指して）『これCDなんです。データ交換用とか今までのCDとか』 　『今日ここに来るまで大変でした。もうひとつの会館に行ってしまって（笑）』 　『ギターも弾くんです。今日は厳選して1曲だけ（笑）』 M3　待っていてね 　ギターを弾きながら歌います。場内手拍子。ちょっとアヤシイ場面がありましたがまあ触れずにいましょう。 　ピアノへ移動して・・・ 　『30周年です。小娘の頃にデビューしたのですが・・・今日は年齢層が幅広い！ありがたい！』 　ここでメンバー紹介。ギターは是永巧一さん。キーボードは矢嶋マキさん。ドラムはアーミン・T・リンツビヒラ さ ん。そしてベースは小原礼さん。「僕らの音楽にまた出るよ」など告知も交えつつ。 　『タイムマシンに乗りまして・・・「タイムマシンにお願い」じゃないよ（笑）。70年代のメドレーです。』 　 M4　＜小娘のおどり食いメドレー＞ 　M4-1　冥想 　M4-2　FOR YOU 　M4-3　マイ･ピュア･レディ 　KBへ移動 　『急に寒くなってきましたね。THANKSGIVINGのころ、ロサンジェルスに行ってました。小原家の実家がロサン ジェルスなんです。で、帰ってきたらものすごい寒くて。』 　『三重マルというツアーは春からやってるんだけど、季節の移ろいで影響あるんです。ライブは生なんだな あ・・・。でも、三重マルのなかではどんな季節でも歌いたい感じの曲があります。』 M5　シーソー 　『子供のころ、迷子になるのが趣味だったんです（笑）。十二坊交番は何度私を連れて帰ってきたことか（笑）。 家出もしたことがあります。大人になると迷子にならないのかな、と思ってたら、やっぱり迷子になってしまうと思 う。守護星があったら迷子になっても心強いかなと作った曲です。』 M6　Guardina Star 　　亜美さんは演奏が続くなかマキさんを紹介して退場。しばしマキさんのキーボード演奏が続きます。 　演奏終了後、全員退場して舞台暗転。 　スポットが当たり亜美さんがピアノの前に浮かび上がります。 M7　キャンディの夢 M8　Walking in The Rain 　三重マルシリーズお馴染みのスライド映写つきです。 　『今日は雨ですが、雨もキライじゃないです。いろんな物語が出来ました。雨、星、月なんかが多いけど、でも 飲食物が多いかな（笑）。昔からそうだったみたい。今度の曲はジャスミンティーが出てきます。』 M9　オリビアを聴きながら M10　伝説の少女 　最初は亜美さんの弾き語りで。1番の途中からマキさんが復帰してキーボードが加わり、2番の途中からはア ーミンさんのドラム、さらに是永さん、小原さんが復帰してフルバンドに。何度聴いてもこの構成はいいなあ。 　ここで一発、「亜美ちゃーん」と声掛けを実行 　→　『へい、まいど』 　『私にとって音楽は話すことと同じなんです。』 　『中期のLA録音のころの曲を集めてみました』 M11　＜ビートメドレー＞ 　M11-1　愛に恋 　M11-2　Deep 　M11-3　Foggy Night 　M11-4　You・・・魂のままに 　M11-5　Southern Cross 　 　亜美さん立ってハンドマイクで踊りながら熱唱。私はズパっと立ちましたが目視の範囲で賛同者なし。でも手 拍子は熱いです。メドレーが終わって会場が静寂に。 KBに移動して・・・ 　『みんなシーンとしてる。お行儀良いね。開演前もすごく静かで、みんあ「聴くぞ」みたいな体制で・・・。』 　『私はこんなんなんで、楽になさってください（笑）』 　ここで料理とか料理本の話。 　料理ネタの後の曲といえばやはりこれ M12　Magical Way M13　Traveler 　亜美さん立ってハンドマイクで振り付きで歌い、場内も手拍子で応えます。 　『3回のツアーでは歌わなかった歌を歌います。』 　『ここは雪、降る？』　（場内から「あんまり・・・」の声） 　『雪が積もったらこの曲を思い出してください』 M14　Angel Comes Along 　2週前の江東につづいての選曲で。大きな拍手に送られて舞台を去ります。 　拍手はすぐにアンコールの手拍子に変わります。 　場内からは「亜美チャーン」コールも。 　『なんだ、そんな元気だったんだ（笑）。』 　『ツアーの中で、たぶんここだけでしか歌わない曲を歌います』 E1　Have Yourself A Merry Little Christmas〜Silent Night 　少し早いけど季節感を感じる選曲。あったかい空気が会場を包みます。 　『じゃあ、元気なのをやりますか』 E2　天使のウインク 　ここで事故発生。出だしで亜美さんの演奏が止まってしまいました。以下亜美さんの弁明。 　『こんど（松田）聖子ちゃんのトリビュートアルバムが出るんだけど、「天使のウィンク」をパフィーが歌ってて・・ 今日クルマのなかでそのＣＤ聴いていたら、思い出してパフィーに似てしまった！戻れっ戻れ』 　やり直して無事終了、場内手拍子で盛り上がります。そのまま・・ E3　Prism Train 　引き続き手拍子で盛り上がります。 　ここでサポートメンバー退場。 　『セカンドアンコールを聞いてとっても幸せです。幸せなのに悲しい曲を用意してきちゃいました（笑）。これでい いんだろうか？』 E4　蒼夜曲 　締めは定番のピアノ弾き語りで。そして拍手のなか投げキッスで舞台を去る亜美さん。 　最後はおなじみのスライドが映ってお終いとなりました。

■そのほか気がついたこととか、どーでもいいこととか ・客席の反応・客層 　亜美さんのトークのとおりで、私語がないという意味において場内は静かでした。。でも拍手や手拍子はしっか りでていて、あったかい感じだったと思います。じっくり聴きたかったのでしょうか。年齢層もトークのとおりで幅広 かったですが、やはり主力は私より少し上の年代でしょうね。 ・ド派手な衣装 　2週前の江東のときと同じなのですが、今日は亜美さんじきじきにトークで解説がありました。ギンギラの衣装 で、かつ、腰のあたりに不要になったCDを、記録面を表にしていくつもぶら下げていました。 　で、これが河合奈保子ファンでもある私にはツボだったんですよね。奈保子さんの86年のバースデーコンサー トのときの衣装が、真っ赤な衣装にCDやらLDを腰のあたりにぶら下げているものだったのです（笑）。この衣装、 奈保子ファンの間では不評なのですが、今回亜美さんの衣装を見ても別に違和感ありませんでした。何でだろ う。 ・会場販売 　狭いロビーでしたが販売コーナーもしっかりありました。確認できたCDは以下の通り。 　ストップモーション（紙ジャケ）/NewBest1500/おもてなし/待っていてね/戦う翼/三重マル/POINTS/ 　POINTS-3/SUPER POINTS/ゴールデン☆ベスト/アミバーサリー（ポニキャン版）/Anthology/ピアノワール 　グッズコーナーは江東と同じだったような。