コンサートレポ　11　〜大宮　大宮ソニックシティー小ホール

■公演日　2006年4月14日（金）　■開演18：30　■終演21：00 　3月から始まったデビュー30周年記念コンサート「三重マル」ツアーの後半戦？といったところでしょうか。 　大宮ソニックシティーは大宮駅前で便利な場所にあります。小ホールというだけあったこじんまりとした作り。ど こにいても舞台が近いです（定員500名ほど）。ハコが小さいので舞台も小さいわけで、今期ツアーではドラムと キーボードが加わってますからちょっと窮屈な感じです。ついでにいうとロビーもかなりこじんまりしていて、改札 口の先に滞留できるようなスペースがほとんどありません。。。 　今回は4列目かつ真正面というなかなか良い席でわくわく。3月の東京までは亜美Tを着て応援していたので すが、今回はその東京で買った30thTシャツに切り替えました。 　今ツアー3回目の観覧ですが、手の内（笑）がわかっていても場内が暗くなると胸が高鳴ります。さあスタート

■開演 以下『　　』内はMCです。 ただし、一字一句書き取ったわけでも全てを網羅しているわけでもありません。要旨はほぼ合っていると思いま すが言葉は不正確であることをお含みおきください。 　今ツアーお馴染みとなったスクリーンに映写のあと、舞台にスポットライトがあたりステージ中央に亜美さん登 場です。場内大きな拍手。 M0　My Song For You 　ハンドマイクでサビの部分をちょろっと。そのままメドレーのように・・・ M1　水のように跳ねる魚のように 　ハンドマイクで踊りながら歌います。 　『大宮は久しぶりなのでやる気満々です』 　『ポップスの花道みないな格好でしょ（笑）』 M2　待っていてね 　亜美さん立ったままギターを弾きながら歌います。 　KBへ移動して・・・ M3　戦う翼 　こんどはピアノへ移動 　『おやっと思っている人いるんじゃない？今まで見たことない人がいる・・って』 　ここでメンバー紹介。ドラムは山木秀夫さんに代わりアーミン・T・リンツビヒラ さん。キーボードは矢嶋マキさ ん。そしてギターとベースはお馴染み是永巧一さん、小原礼さん。 　『ドラムは私と紛らわしいんだけどアーミンさん。声を掛けたくなったときは紛らわしいのでアーミンと呼び捨て で・・・』 　『東京までのメンバーは平均50歳を越えてたんですけど、今回は46歳になりました（笑）』 　『この曲から全てが始まったので・・・』 M4　冥想 　『作ったのが18才のときだったから、10代に見えたことであろう・・・ちょっとデーモン（笑）』 　『今年のメドレーは30周年だからもっとてんこ盛りにしたいと思って。若いころのばっかりで「小娘のおどり喰 い」と私の中ではタイトルつけてます。』 　 M5　＜小娘のおどり食いメドレー＞ 　M5-1　影絵の街 　M5-2　初恋の通り雨 　M5-3　マイ･ピュア･レディ 　M5-4　FOR YOU 　M5-5　春の予感 　M5-6　ストップモーション 　KBへ移動 　『このまえ浜松だったかな、目黒だったかな・・・ステージのビデオ見たんですけど、移動がちょこちょこしすぎて ました。いかんいかん。』 　『アナログな感じの音楽が好きで、そういうニュアンスを出して欲しいとドラムを小原さんに頼んだんですけ ど・・・空気感を出して叩いてもらいました。』 M6　シーソー M7　卒業のチャイム 　『（アルバム）三重マルのなかで、イナバウアーと言われているものがあります。英語で作った歌なんですが、 タイトルを説明すると「守護星」です。』 　『大人な感じの歌です・・・・ってわざわざ言わなくていいよね。大人なんだから。ここ笑い取るところじゃなかっ たんだ・・』 　⇒いつもながらそのサービス精神が楽しいです M8　Guardian Star 　亜美さんは演奏が続くなか退場し、しばしマキさんの熱のこもったキーボード演奏が続きます。 　演奏終了後、全員退場。 　衣替えした亜美さんが一人で登場。ピアノに座って・・ M9　キャンディの夢 M10　Walking in The Rain 　演奏の途中で映写が始まり、30年間のスナップが走馬灯のように映し出されていきます。 　映像は二重写しではなくなってました。 　キャンディの夢について少しお話がありましたがメモが汚くて読み取れず(^^;。 　『30年やってて一番ピンチだなと思ったのはね・・・・いろんな方から曲の依頼が来て、作るのも歌うのも大好き だったけど、やっぱり受けるプレッシャーがあったのかもしれない。。。感じられない気持ちになって、パンパンに 水を吸い込んだスポンジみたいで・・・それで休養したんです。また音楽を作りたい気持ちでいっぱいになるのを 待ったの』 　『そういうことがあったからこのステージに立っていられるのかもしれないです。』 M11　オリビアを聴きながら 　一人でピアノ弾き語りで。 M12　伝説の少女 　亜美さんの弾き語りで始まってフルバンドになってゆく構成が何度見ても感動的。 　『みんな楽しい？』　場内大拍手 　『さあ立つぞ！立ったほうがいいみたい』 M13　＜ビートメドレー＞ 　M13-1　愛に恋 　M13-2　Deep 　M13-3　Foggy Night 　M13-4　You・・・魂のままに 　M13-5　Southern Cross 　 　亜美さんはハンドマイクで踊りながら熱唱。今回も動きます。会場も手拍子で盛り上がりましたがスタンディン グは控えめ。私は1曲目で「お約束」とばかりにすかさず立ちましたが、周りを見渡しても立っているのは客席前 方中心で2分立ちといったところか。 　KBに座って 　『えー、静かな曲歌うので座ってください（笑）』 　『いまメイドカフェなんて流行ってるけど、私なんか昔からメイドの格好してたよ』（場内大拍手） 　⇒たぶんかつてのステージを回想してるんでしょうけど、新規参入の私にはわかりませんでした（苦笑） 　『帰る場所があるっていいよね』 M14　We get along well 　『だれか「トリビアの泉」で取り上げてくれないかなあと思ってるんですけど、私の曲は歌の中によく食べ物が 出てくるんですよ（笑）』 　『日常をちょっとスペシャルにするような視点が好きです』 M15　Magical Way 　亜美さん再び立ち上がります。 M16　Traveler 　亜美さんハンドマイクで踊りながら歌います。 M17　天使のウインク 　イントロをKBでやった後は立って歌い、場内は大いに盛り上がります。 　スタンディングも相次ぎ6分立ちぐらいに。 M18　Prism Train 　亜美さんはKBに戻りますが引き続き場内大いに盛り上がります。 　ここで亜美さんが31年目にあたりコメント。 　『いま思っていることを音楽でどう表現したらいいだろうというのは変わりません』 　と、まじめにコメントしてたのにやっぱり笑いを取りに行ってしまうのが亜美さん。関西人の性か（笑） 　『琴欧州にちょっと似てるでしょ、アーミン（笑）』 　演奏者一旦退場。 M19　After The Show 　最後はピアノでしっとりと締め。大きな拍手がすぐにアンコールの手拍子に変わります。 　メンバー一同再び登場。客席からは花束が・・・ 　そして舞台中央でメンバー紹介。長身のアーミンさんの隣に並んだ亜美さん。すごい凸凹ぶりに 　『ね、面白いでしょう、とらわれた宇宙人みたいで』　場内爆笑 E1　Angela 　場内手拍子で盛り上がります。が、周りを見てもスタンディングの気配なし・・・ E2　純情 　これではいけないと思い立ち上がったところ客席前方を中心に賛同者が出て結構な数に。。。 　ここで演奏者は退場 　『楽しい気持ちなんだけど悲しい歌、歌います』 E3　蒼夜曲 　いつものピアノ弾き語りで。大きな拍手とともに舞台から去ってゆきました。 　拍手の中スライド映写でお終いとなりました。。

■そのほか気がついたこととか、どーでもいいこととか ・客層＆反応 　年齢層についてはいつもどおりやや高めだったのですが、お子さん連れの方がかなりいらしたのが印象的でし た。声援とか結構飛んでいて手拍子も多く、小ホールならではの一体感が感じられたように思います。ただスタ ンディングについては遠慮があったのかなあと（後述） ・会場販売 　狭いロビーでしたがちゃんと販売コーナーはありました。 　CDでメモできたのは以下のとおり POINTS/POINTS-2/POINTS-3/SUPER POINTS/アミバーサリー（ポニキャン版）/GOLDEN☆BEST/ NewBest1500/アンソロジー/おもてなし/戦う翼/待っていてね/三重マル 　開演前に「お買い上げの方にサイン色紙進呈」となっていたので買ってないCDがあるか漁ってたら早々にサイ ン付きは終了。ところが、終演後に行ってみるとまたサイン付きが復活してました。どうして？ 　グッズコーナーでは30周年のTシャツ各種と手ぬぐい各種がありました。 ・「amii ozaki 30th anniversary book」は今回もベタ付け 　コメント省略（笑）。 ・スタンディング 　意図したわけではありませんが、結果として今回はほぼ私がリードを取らせていただく形となりました。だって 私より前のファンクラブ（と思われる）席でさえ真っ先に立たないんだもん。で、立つと皆さんついてくるので、立ち たいんだけどきっかけが・・・という人が多かったのかな、と思いました。立ってノリノリの人も結構いましたし。 　確かに私もコンサート初心者のころ、スタンディングなんてのはコアなファンがやることで、まわりの様子に合わ せて立てばいいやと思ってましたからねえ。後ろの席に対する気兼ねもありましたし・・・。 　ま、私も回を重ねて図々しくなってきたということかもしれません。 　ただ、そんな私も今回、「立つならココ」というところで立たなかった曲があります。 　アンコールの「Angela」。すかさず立っても良かったのですが、あえて立ちませんでした。アンコールぐらいは新 参の私ではなく、長年のファンでリードを取ってもらいたいと思ったのです。結果は本文のとおりになってしまった ので、今思えば立っておけば良かったかな、とは思います。 ・目が合った！ 　今回、座席が真正面で4列目と舞台に近かったこと、たまたま前の列にお子さんが多かったことが重なり、後 半のメドレーでスタンディングしたときに目の前の視界をさえぎるものがなく、もろに亜美さんを真正面で見ること に。。。そして、「Southern Cross」では何度も目が合ってしまいました。嬉しいのですがちょっと照れくさかった り（笑）