コンサートレポ　10　〜東京　めぐろパーシモンホール

■公演日　2006年3月22日（水）　■開演19：00　■終演21：20 　前日の浜松で開幕したデビュー30周年記念コンサート「三重マル」ツアーの2日目は東京。残念ながらあいに くの雨模様です。 　パーシモンホールはかつての都立大学跡地に建つ新しいホール。付近の地名「柿の木坂」にちなんで名付け られているようです。ロビーにはClubAmiiからのお花が堂々と鎮座しています。広々としているのはいいのです がその割にCD売場は小さいのはどうして？ 　さて亜美Tを着てロビーをうろうろしていると、おぉ、さすが東京ですねー、ClubAmii関係者、亜美研主宰者など 続々集まってきています。浜松でお隣だったYさんもいらっしゃいます。 　ホールは2階席まであり定員1200名ほど。2階の状況がわかりませんが1階はほぼ満員だったと思います。舞 台が暗くなってさあスタート。

■開演 以下『　　』内はMCです。 ただし、一字一句書き取ったわけでも全てを網羅しているわけでもありません。要旨はほぼ合っていると思いま すが言葉は不正確であることをお含みおきください。 　浜松と同じようにスクリーンに映写のあと、舞台にスポットライトがあたりステージ中央に亜美さん登場です。場 内大きな拍手。 M0　My Song For You 　ハンドマイクでサビの部分をちょろっと。そのままメドレーのように・・・ M1　水のように跳ねる魚のように 　ハンドマイクで踊りながら歌います。歌い終わると場内では口笛が飛び交います。 　『今日はすごいよ、いろいろ』 ここで「夜のギター教室」の話。すると礼さんから『あれはやらないの？』と促されて・・・ 番外　サザエさんの歌 成果発表として？ギターを披露。場内手拍子で盛り上げます。 M2　待っていてね 　亜美さん立ったままギターを弾きながら歌います。 　KBへ移動して・・・ M3　戦う翼 　こんどはピアノへ移動 　『きょうは結構移動するんですけど・・・その他変化があります。サポートメンバーが。』 　ここでメンバー紹介。ドラムは山木秀夫さん。キーボードは矢嶋マキさん。 　そしてギターとベースはお馴染み是永巧一さん、小原礼さん。 　『この曲から始まったということで・・・』 M4　冥想 PETボトルで水分補給する亜美さん。 　『この水、穴が小さい・・・吸い込めない・・・』 　『（なんて言っていると）さっと変わっているかも（笑）』 　『昔はこんなこと言えなかったんだけど。30年は人を変えます（笑）』 ここで初レコーディングの逸話を披露 　『今年は19歳から21歳のメドレーを作りました。去年のタイトルは「春のてんこ盛り」だったんですけど、今年は 「小娘のおどり喰い」です（笑）』 　 M5　＜小娘のおどり食いメドレー＞ 　M5-1　影絵の街 　M5-2　初恋の通り雨 　M5-3　マイ･ピュア･レディ 　M5-4　FOR YOU 　M5-5　春の予感 　M5-6　ストップモーション 　KBへ移動、ここでスタッフが水を交換（笑） 　『「三重マル」のジャケット、円山茂樹に似ていると言われるんですが（笑）・・・30年経っても生まれたてのつも りで音楽を作っていきたいなあ、ということで。』 　『70'sのサウンドが好きなんですけど、その感じを出したくて・・・上手すぎない感じを出したくてドラムを小原さ んに頼みました。山ちゃんどう？』 　山木さん『愛を感じるドラムだ』 　『かわいい女の子の切ない想いを歌にしました。大好きな歌です。』 M6　シーソー 場内が幾分おとなしめなのを気にしたのでしょうか？ 　『みんな今日楽しんでってね。次の歌は楽しくないけど（笑）』 ここで次の曲の解説ということで「守護星」の話 　『ちょっとイナバウアー的です』 話に合わせて是永さんが反り返り場内大笑い。 M7　Guardian Star 　ここで事故発生。演奏を始めたもののオケの音が違ったようで、亜美さん『やめー』と。 　再び前説を繰り返して調整のための時間を稼ぎ、改めてスタート・・・。 　歌い終わったあとマキさんの熱のこもったキーボード演奏が続くなか亜美さんは退場。 　演奏終了後、全員退場。 　衣替えした亜美さんが一人で登場。ピアノに座って・・ M8　キャンディの夢 M9　Walking in The Rain 　演奏の途中で映写が始まり、30年間のスナップが走馬灯のように映し出されていきます。 　映像はやっぱり二重写しみたいになってました。 　ここで一時期お休みしたときの話。 　『止めてたら音楽がふうっと出てきたんだよね。あの時間があったからこそこのステージに今、いられるのか な。起こったことすべてにありがとう。』 　『今日はひとりでやります』 M10　オリビアを聴きながら M11　伝説の少女 　浜松と同じようにミュージシャンがステップを踏んで復帰してきます。 　『さあ立つぞ！』 M12　＜ビートメドレー＞ 　M12-1　愛に恋 　M12-2　Deep 　M12-3　Foggy Night 　M12-4　You・・・魂のままに 　M12-5　Southern Cross 　 　亜美さんはハンドマイクで踊りながら熱唱。今日もよく動いて場内手拍子で盛り上がります。 　私は昨日の浜松の熱気を体験していたこともあり、「愛に恋」の前奏ですかさず立ったのですが、最初のうちは まばら立ち。しかし曲が進むと3/4ぐらい立っていました。 　KBに座って・・・ 　『えー、私もシジュークになりました』 　とトークに入ったところで、なぜか礼さん椅子からコケてしまいます。 　『何やってるの？さっきはせっかくソロでいいところなのにプラグが抜けちゃうし・・・ちょっと何かやってよ。』 　と促されて礼さんソロでちょろっと演奏。場内沸きます。 M13　We get along well 　『食いしん坊で有名な私ですが・・・日常にあるちょっとしたことをスペシャルにするテーマも好きです。』 M14　Magical Way 　亜美さん再び立ち上がります。 M15　Traveler 　前方で一人スタンディングしましたがあんまり後が続かない・・・でも煽られて続々スタンディング、私も立ちま した。亜美さんハンドマイクで踊りながら歌います。結構動きが大きいのでこのあと事故が（笑） 　『歌ってると、作ったときのことを思い出します。苦しくてしょうがない時のものもあるんだけど・・・時間が経つと 違う気持ちで歌えたり。』 　『31年目に突入したけど、音楽で話したいことがある限り歌い続けます。』場内大拍手 　『あら、スカート回ってるし（笑）』 M16　After The Show 　最後はピアノ弾き語りで締め。場内大きな拍手からアンコールの手拍子に・・・。 　亜美さんとミュージシャン再登場。客席から花束やら紙袋やら渡されます。 　『なんかお地蔵さんがお供えもらってるみたい（笑）』 　ここで再度メンバー紹介。 E1　天使のウインク 　この曲でスカッと総立ちに。亜美さんもKBを離れて立って歌い、場内大いに盛り上がります。 E2　Prism Train 　亜美さんはKBに戻りますが引き続き場内大いに盛り上がります。 　ここで演奏者退場。 　『声枯れた〜。声出ますように・・・』 E3　蒼夜曲 　お馴染みのピアノ弾き語りで。『またお会いしましょう』と言って大きな拍手とともに舞台から去ってゆきました。 　最後にスライド映写があって「たいへんよくできました」で終了。

■そのほか気がついたこととか、どーでもいいこととか ・客席の反応 　結構口笛とか飛んでたり手拍子も多く盛り上がりましたが、割と大きめのホールのためか客席の「ざわざわ 感」が浮き上がってこなかったのでちょっとおとなしめに感じたかもしれません。 ・音響 　浜松同様あまりコーラスの声が聴こえませんでした。。。残念。 ・会場販売 　ロビーではCDを販売していましたが、思いのほか品種が少なかったです。置いてあったのは三重マル／おも てなし／ストップモーション／TWIN BEST／NewBest1500くらいのもの。サイン付き特典もなし。 　グッズコーナーでは30周年のTシャツ各種と手ぬぐい各種がありましたが亜美Tはありませんでした。私は 30thTシャツを購入。寝てるブタさんの絵の青色バージョンです。 ・「amii ozaki 30th anniversary book」はベタ付け 　浜松に続き30周年のブックレットは入場者全員にベタ付け。うーん・・・。上野は何だったのか。 ・スタンディング考 　実は「Traveler」では周りが立てば立とうかなあ、この後に控えているのが「天使のウィンク」だし、そこで立て ばいいや、ぐらいに考えていたのです。ところが結構煽られたので立ったわけですね。何でかなあと思ったら浜 松とセットリストが変わっていたという次第。「予習」も良し悪しですね（苦笑）。 　ツアーが終わってから考えてみると、「Traveler」は亜美さんの振りも気合が入っているし盛り上がれる曲なの で、素直に立つべきだったなあと（笑）。