コンサートレポ　9　〜浜松　フォルテホール

■公演日　2006年3月21日（火・祝）　■開演１８：００　■終演２０：３０ 　デビュー30周年記念コンサート「三重マル」ツアーの初日は浜松。 　浜松フォルテはJR浜松駅、遠鉄電車新浜松駅のすぐそばで便利な場所にあります。ホールは建物の地下と いうことで降りていくと、ロビーは狭いながらもCDやグッズの即売コーナーはしっかり。 　ホールは小さくもなく大きくもなく、適度な大きさといった感じでしょうか（笑）。座席数600ぐらい？場内は満員 大入りです。私はH列の切符だったのですが、前から8列目かと思いきやEまでが欠番で3列目でした。うーん、 舞台が近いぞ。有料コンサートでは初めての近さにわくわく。まあ無料コンサートでは2列目という経験もありま すが・・・。持参した亜美Tを着て体制確立（笑） 　舞台右手奥には今回の目玉（笑）ドラムセットが鎮座しています。そして左手奥にはキーボードが・・・。 場内が暗くなって、さあスタート

■開演 以下『　　』内はMCです。 ただし、一字一句書き取ったわけでも全てを網羅しているわけでもありません。要旨はほぼ合っていると思いま すが言葉は不正確であることをお含みおきください。 　おもむろにスクリーンに映写が始まります。30周年のロゴマークが描かれたあと、ブタさんのイラストが登場し て映画のフィルムのように３・２・１とカウントダウン。１でブタが起き上がって駆け出していくと映写終了。舞台に スポットライトがあたりステージ中央に亜美さん登場です。場内大きな拍手。 M0　My Song For You 　ハンドマイクでサビの部分をちょろっと。なのであえて1とは振りませんでした。 　そのままメドレーのように・・・ M1　水のように跳ねる魚のように 　ハンドマイクで踊りながら歌います。場内手拍子。 　『WBC勝ったね。今日はおめでたい日です。』 　『今年のツアーも去年と同じ浜松で初日を迎えることが出来ました』 　『かわいいですか？さっきから（衣装が）スゴイスゴイと言われてるんですが、いいじゃん（笑）』 　『30年だからねえ、だいたい年わかるよね（笑）』 　『ギターは昔弾いたことはあるんだけど・・・礼さんの「夜のギター教室」で習いました。』 M2　待っていてね 　亜美さん立ったままギターを弾きながら歌います。 　KBへ移動して・・・ M3　戦う翼 　こんどはピアノへ移動 　『きょう私、いろんな位置にいます。』 　場内から“かわいい”（だったかな？）と掛け声 　『オバサンになるとそういう声が栄養になるの。どんどん声かけるように。』 　ここでメンバー紹介。ドラムは山木秀夫さん。キーボードは矢嶋マキさん。 　そしてギターとベースはお馴染み是永巧一さん、小原礼さん。 　『家族割引がきくっていうの、やめようか？って、言っちゃったね（笑）』 　『この曲から全てが始まったということで・・・』 M4　冥想 　初レコーディングのときの逸話を披露。あまりに緊張が続いていたため、あるときソファでふっと寝てしまったと のこと。スタッフに囲まれ「コイツはたいしたタマだ」なんて話しているのが聴こえてきて、いつ目をあけていいや ら困ったそう。 　『今年もメドレー作りました。30周年だからメッチャてんこ盛りにしました。タイトル考えているんですけど浮かば なくて。いちおう私のなかでは「小娘のおどり喰い」なんですが（笑）。そのうちタイトルつけます』 　 M5　＜小娘のおどり食いメドレー＞ 　M5-1　影絵の街 　M5-2　初恋の通り雨 　M5-3　マイ･ピュア･レディ 　M5-4　FOR YOU 　M5-5　春の予感 　M5-6　ストップモーション 　KBへ移動 　『2月22日に「三重マル」というアルバムを出したんです。私ね、小さいとき本当に笑わない子だったんですが、 珍しく笑った写真があったのでジャケットに使いました。本当に亜美さんなんですかと聞かれるときがあるんです が・・・なんか円山茂樹説とか（笑）』 　『いろんな要素のものをやりたいという欲求があって・・・ちょっと切ない女の子の曲を70年代の感じを出そうと 思って作りました』 M6　シーソー M7　卒業のチャイム 　『次の曲は「英語でやって」と言われたのでやってみました。守護星という意味なんですが・・・ちょっとイナバウ アー的です』 M8　Guardian Star 　ここで私の前方の女性2人組ほか1名のスタンディングを確認。しかし私も含め後が続かず（＾＾； 　亜美さんは演奏が続くなか退場し、しばしマキさんの熱のこもったキーボード演奏が続きます。 　演奏終了後、全員退場。 　衣替えした亜美さんが一人で登場。ピアノに座って・・ M9　キャンディの夢 M10　Walking in The Rain 　演奏の途中で映写が始まり、30年間のスナップが走馬灯のように映し出されていきます。 　映像は二重写しみたいになってましたが、たぶん立体効果を狙ったんでしょう。 　KBへ移動して・・・ 　『30年のなかで一度休みをもらったときがあるんです。水をいっぱいに吸ったスポンジみたいで、なにも吸収で きなくなったような気がして・・・スポンジをぎゅっと絞ってみたい、またきれいな水を吸ってみたい。それで休養し たんです。』 　『その時間があったから今ここにいられるのかな。そんな気もしています。』 M11　風のライオン 　ピアノへ移動して・・・なにやら足元を確かめつつ・・・ 　『真ん中と右側（のペダル）をよく間違えるんだよね（笑）』 　『久しぶりにひとりでやります』 M12　オリビアを聴きながら M13　伝説の少女 　最初は亜美さんの弾き語りで。1番の途中からマキさんが復帰してキーボードが加わり、2番の途中からは山 木さん、是永さん、小原さんが復帰してフルバンドに。だんだん厚みを増していく構成が結構感動的。 　『さあ立つぞ！レッサーパンダの風太のように（笑）』 　『メドレーの名前は考え中なんだけど・・・「WBC優勝記念メドレー」にしよう』 M14　＜WBC優勝記念メドレー＞ 　M14-1　愛に恋 　M14-2　Deep 　M14-3　Foggy Night 　M14-4　You・・・魂のままに 　M14-5　Southern Cross 　 　「愛に恋」の前奏がちょろっと流れただけで前列がどどっと立ち上がったので慌てて追随。周囲を見渡すと総立 ち！スゴイ。この熱気は何！浜松恐るべし。亜美さんはハンドマイクで踊りながら熱唱。動く動く。会場大いに盛 り上がります。 　KBに座って 　『ちゃくせーき』 　『若いころならこのまま突っ走ったんだけど（笑）』 M15　We get along well 　『私の特徴はね、歌の中に食べ物が出てくるんですよ。食いしん坊だなあと思うのね（笑）』 　『日常がスペシャルに見えるときがある。そういう歌も多いです』 M16　Magical Way 　亜美さん再び立ち上がります。 M17　Traveler 　亜美さんハンドマイクで踊りながら。結構振りが凝ってます。新曲にもかかわらず始まって少ししてパラパラと スタンディングが起きて、程なく総立ちに近い状態に・・・ 　演奏が終わってKBに戻る亜美さん。それを見て着席する人もいたのですが、このイントロを聴いたら・・・ M18　天使のウインク 　「やくそーくをー」の歌いだしにつづいて始まった間奏部分で一旦座った人もすぐにスタンディングして総立ち に。亜美さんもKBを離れて立って歌い、場内がガンガン盛り上がります。 M19　Prism Train 　亜美さんはKBに戻りますが引き続き場内大いに盛り上がります。是永さんも前に出てきて熱演。キーボードの マキさんも立って演奏。 　ここで演奏者一旦退場。 　亜美さんが31年目にあたりコメント。　　←メモが汚くて読めなーい、再現できませんm(　)m M20　After The Show 　最後はピアノでしっとりと締め。大きな拍手に送られて舞台を去るとすぐにアンコールの手拍子に。 　手拍子に応えて再び登場。舞台中央でメンバー紹介。 　『今日は皆さんのこと忘れて私たちが楽しかった〜』 E1　Angela 　三たび総立ちに！場内盛り上がります。 E2　純情 　総立ちのままさらに盛り上がります。 　亜美さん「はままつー」を連呼。 　ここで演奏者は退場 　『もう1曲歌います。』　『静かな曲歌います。盛り上がりたい気分だけど・・・』 　『何で嬉しいのに、悲しい歌、歌うんだろ（笑）』 E3　蒼夜曲 　定番のピアノ弾き語りで。大きな拍手とともに舞台から去ってゆきました。 　拍手が続くなか映写が始まり、30年のコメントなどが映し出されますがメモは取れず。 　最後に「たいへんよくできました」と出て映写はお終い。場内明るくなってすべて終了です。

■そのほか気がついたこととか、どーでもいいこととか ・客層＆反応 　年齢層についてはいつもどおりやや高めだったかな。でも私と同じぐらいの人も結構いたような。客席の反応 は素晴らしく大盛り上がりでした。ちょうど私の前、最前列にいた女性2人組が相当熱心なファンのようで、30周 年に題材を得た独自のTシャツは着てるは率先して立つはで大活躍でした（笑）。白髪のおっちゃんなんかも頭 の上で手拍子したりしてて・・・。亜美さんが浜松を初日に選んだ理由がわかるような気がします。舞台上の演 奏者もみなさん楽しそうでしたね。 ・音響 　マキさんがコーラス兼務だったのですが、あまりコーラスの声が聴こえず・・・ちょっと勿体無いですね。 ・会場販売 　ロビーでは「三重マル」（サイン付！）をはじめとしてCDを販売していました。メモできたのは ストップモーション（紙ジャケ&通常仕様）/POINTS/POINTS-2/POINTS-3/アミバーサリー（ポニキャン版）/ピ アノワール/TWIN BEST/GOLDEN☆BEST/NewBest1500/おもてなし/戦う翼/待っていてね 　といった感じです。 　グッズコーナーでは30周年のTシャツ各種と手ぬぐい各種、それに去年発売の亜美Tを販売してました。 ・「amii ozaki 30th anniversary book」はベタ付け 　2月の上野では「三重マル」購入者だけがもらえた30周年のブックレットは、この日は入場者全員にベタ付け。 うーん・・・ちょっと複雑な気分。 ・そういえば 　毎度お馴染みの「今日お誕生日の方いますか」コーナーがありませんでした。2月の上野でも無かったので、 今ツアーからなくなったのかな。その分、歌がてんこ盛りになってますのでいいのですが。