コンサートレポ　VI　〜京都　ライブハウス都雅都雅

■公演日　2005年3月19日（土）　■開演１９：００　■終演２１：２０ 　このコンサートはコンサートツアー２００５「おもてなし。」の一環ですが、特別に『「おもてなし。」「おすそわけ。」 バースディスペシャル』と銘打たれています。そう、3月19日は亜美さんの誕生日ですね。 　会場は京都・四条寺町下ルにあるライブハウス。寺町電気街の一角にあるのでどことなく場違いな感じもあり ます。東京でいえば秋葉原にライブハウスがあるようなものですから（笑）。 　開場時間の18時少し前に入口に着くと、すでにClubAmiiの重鎮の面々4名様が集結。整理番号順の入場な んですが、私の切符は3桁なので前の席は無理かな・・・と思いきや、実際に番号順に並んでみると私の前には ５〜６人しかいない・・・。ちなみに、会場直販の切符が若番で、プレイガイド発券分が3桁だったようです。労せ ずして、先に入場していたClubAmii重鎮2名様が座っていた左の一番前のテーブルに着席。結局、私の後ろに 並んでいたClubAmii重鎮2名様も同じテーブルへ集まり全員集合（笑）。どうやら、開場前に並んでいた人が少 なかった、ということのようです。ラッキー。 　都雅都雅はテーブル席で飲食しながら観るスタイル（１ドリンク１フーズの注文が要りました）。ビールを飲みつ つ開演を待ちます。そして、Aさんと私は持参した亜美Tを着て応援体制を確立（笑）。 　会場の舞台は段差が低く、感覚的にはフラットに近い感じでありながら後方の席でも見やすいという絶妙のバ ランス。もちろん客席との距離感も近く一体感が期待できる作りです。ちなみにスペースの都合かピアノは置か れておらず、亜美さんはキーボードのみでこなしていました。ちなみにキャパはデータ上350人となっています が、これは立席の場合なんでしょう。テーブル席なので実質は100人程度と思われますが、開演間際には各テ ーブルとも埋まり満員御礼状態でスタートしました。

■開演 以下『　　』内はMCです。 ただ、一字一句書き取ったわけではありません。要旨はほぼ合っていると思いますが言葉は不正確であること をお含みおきください。 亜美さん、客席後方から登場。キーボードに座って・・・ M1　奇蹟 　『こんばんわ、というよりただいまという感じです。京都育ちなので・・・。』 　『きょうは「おもてなし。」ツアーのおすそわけバージョンです。ちょっとえへん虫まじりだけどがんばります。』 M2　生まれたてのイブになれ 　さっそく手拍子が・・・。地元のライブだけあって反応が良い！ M3　あなたの空を翔びたい 　『では春のてんこ盛りメドレーです（笑）皆さん知っている歌がたくさん出てくるといいですね』 M4　＜春のメドレー＞ 　M4-1　My Song For You 　M4-2　マイ･ピュア･レディ 　M4-3　FOR YOU 　M4-4　春の予感 　MCでアルバム「おもてなし。」の話 　『やさしい気持ちは伝染するよね。音楽をやっているとこんなに楽しいぞっていうのが』 　『「おもてなし。」のジャケットがブタなのを良く聞かれるんですけど、食卓の出窓に置いてある木彫りのブタな んですよ。人を招いたりするのが好きなんですけど、その食卓を見守っているということで「おもてなし。」と掛け てみました』 M5　ミラクルの秘密 　譜面台からひらひらと紙切れが落ちて・・・ 　『こないだ、2回ぐらい曲を飛ばしそうになったことがあって・・・（笑）、それでスタッフが曲順表を作ってあるんで す』 　MCで「北風と太陽」の話。 M6　やわらかなチカラ 　ここで是永さん小原さん一時退場 　『後ろは休憩でーす。また戻ってきてね〜　ちょっと一人・・・』 　『今日はめでたいんですけど、悲しい歌、歌います』 M7　蒼夜曲 （お誕生日コーナー） 　右手1番前のテーブルのNさんに向けて・・・ M8　Happy Birthday 　『エー、節分に豆まく年齢になりました（笑）。あ、さすがですねえ、他の会場だとすぐ計算しはじめたりしたん だけど（笑）・・・、いちおうヨンパチです』 　⇒亜美さん、大阪WTCでは「計算せんでええよ」って言ってたじゃないですか（笑） M9　オリビアを聴きながら 　ピアノ弾き語りが定番の「オリビア〜」ですが、今ツアーでは毎回ギターとベースが入ってるようです。 M10　Angel Comes Along 　『２つめのメドレーは、最初元気メドレーって言ってたんですけど、そのうちハッスルメドレーになったり、気合だ メドレーって言ってみたり・・・』 M11　＜ハッスルメドレー＞ 　M11-1　ごめんねDarling 　M11-2　愛に恋 　M11-3　Deep 　M11-4　Foggy Night 　M11-5　You・・・魂のままに 　M11-6　Southern Cross 　亜美さん、キーボードを離れハンドマイクで振り付きで歌います。狭いステージなのでキーボードの前に出てこ られるとなかなか迫力ありますね。小柄な方なんですがハンドマイクで歌う姿は大きく見えるのが不思議。 　客席も大いに盛り上がり、亜美さんと一緒に振りをしていた観客も一部にいたみたい。 　『若い頃ならこのままブッ飛ばすんだけどなあ（笑）・・・ちょっと休憩です。そういう曲も用意してあるんです』 　『私の好きな曲で「愛の構造（しくみ）」という曲があるんですけど、歌うたびに「アイノコウゾウ」さんっていう人 がいるんじゃないかなあって考えるんです（笑）。ヘンだよねえ、そんなこと言わなきゃいいのに（笑）』 　⇒はい、亜美さんのそのサービス精神が好きです。 M12　愛の構造 　あくまで個人的にですが、全身鳥毛だつものを感じた素晴らしいテイクでした。 　『ちょっと回復してきました（笑）』 M13　Angela M14　純情 　この2曲で再び盛り上がります。 　『京都にくると、ここで全部始まったんだなあと思うんです』 　『いまだに、曲作りで頭の中にイメージする街のひとつは、京都がベースになってるんです』 M15　Happy Face! 　ここで是永さん、小原さんは一足先に退場 M16　負けないキモチ 大拍手のなか亜美さん退場。すぐ手拍子に変わります。 是永さん、小原さんは再登場するも、亜美さんは登場せず。 その間、ステージではバースデーケーキとキャンドルが用意されてました・・・ （バースデーセレモニー） 準備が出来たところで、Happy Birthday to Youの演奏にのって亜美さん登場。 登場したところで客席最前列の女性から花束が・・・ 　『ありがとう・・・。えーと、キャンドルは・・ああ、大きいのが10で小さいのが１かな』 照明を少し落としてキャンドルを吹き消します。会場から暖かい大きな拍手・・・。 E1　天使のウインク 　会場盛り上がります。 E2　Prism Train 　会場は更に盛り上がります。 　ここで是永さん、小原さん退場 E3　風のライオン 　最後はしっとりと締めますが、ここでちょっとハプニングが。 　『ごめんなさいね・・・』 　⇒いいんです。誕生日なのですから。 　最後は客席の大拍手に見送られて客席後方へと去ってゆきました。

■そのほか気がついたこととか、どーでもいいこととか ・おとなしい？ 　地元で迎える誕生日のライブとなると何か特別な感じになるかなと思ってたのですが、最初のうちは拍子抜け するほど静か。亜美さんもMCで「こんなに人がいるのに、みんな気配を殺すのがうまいね（笑）」というほど。とは いえ、亜美さんにあわせて歌詞を口パクで口ずさんでいる人も多かったし（実は私もそう）、拍手は大きいし、ポ ップな曲では自然と手拍子が沸きあがるし、トークでも笑いがしっかり出てるし(^^)、ということでなかなか良い反 応だったのではないかと思います。一般的なイメージの盛り上がりというよりは、「この時間・空間を共有できて いる喜び」に浸っているという感じでしょうか。後半は声も掛かってましたが、亜美さんは客席から声が掛かると MCを脱線してでも律儀に反応してくださいますので（笑）もうちょっと積極的でも良かったのかなとは思います。 ・ハプニング 　アンコールの「風のライオン」。 　２コーラス目で感極まり、声が詰まる場面が・・・。やはり、地元で迎える誕生日のライブということで、特別な 感慨があったのでしょうか。直前のバースデーセレモニーのこともあるかもしれませんね。あれは予定調和じゃ ないような感じでしたから・・・。 　もちろん私はこんな場面は初めてなんですが、終演後にClubAmiiの方々から聞いたところによると「歌えなくな るほどのことは珍しい。いつもの亜美さんなら泣いていても歌はきちんと歌っているから」とのこと。 　「歌えなくなる・・・」　そうですか、私にとっては詰まりながらも大崩れせず、すぐ体制を立て直したのでさすが だなあと見ていたんですが・・・。 ・会場販売 　会場内ではアルバム「おもてなし。」を販売。でも売り子さんは立ってCDをかざしているだけで積極販売の趣き はなし。なお、オリジナルＴシャツ（通称：亜美Ｔ）は販売されてませんでした。Yさんが残念がってましたねえ （笑）。