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中心は44歳から53歳までとなっています。当然ながら5年前より確実に年齢層が上っており、ついに60代に突入した方も。 　40歳以下にもちらちらとファンがいることは嬉しいです。最若手は18才でした。 　女性と回答した方はは全年代合計で約9%でした。

 

デビュー１年目からのファンが63%を占めました。これは5年前の調査とほぼ同等です。 　休業後にファンになった方は約10％ですが、中でも2010年以降にファンになった方が6名もいます。年齢を確認してみると、リアルで知らない10代・20代が3人、40代・50代が3人です。若い方が最近ファンになったのは当然として、当時を知っていた方も再発見でファンになっているようです。これは今なお色あせない奈保子さんだけでなく、大人になってこそわかる奈保子さんの魅力を表しているのではと思います。

 

 

ファンクラブ加入経験のある方は30%でした。ちなみに休業後のファンを除外すると33%でした。5年前の調査とほぼ同等です。 　NCA所属経験のある方は前回調査に続き残念がながらいらっしゃいませんでした。

 

 

役半数の方がファンを一時中断しています。これは5年前の調査に比べて少し比率が落ちていますが、有意な差ではないと考えます。97年以降、表舞台に姿を現していないにもかかわらず、約半数の方がずっとファンを続けられているというのは、やはり魅力の大きさを表しているのではと思います。

 

 

作品別の所有状況は5年前より多少下がったものの大差ありません。 　NAOKO PREMIUMを除き新品の出荷が終了しているので、当然といえば当然でしょうか。 　1種類以上お持ちの方は約79％で5年前と同じですが、5種コンプリートしている方は減りました。回答者増によって母集団が変わったためと思われます。

 

この5年でベスト盤は3種類増えました。もっとも所有率が高いのは「B面コレクション」という興味深い結果が出ています。シングルA・B面全収録のJEWEL BOXを入手していない方にB面コレクションが支持されているのかと思いましたが、実は内訳を見てみるとJEWEL BOXの所有有無にかかわらずB面コレクションの所有率は殆ど変わりませんでした（JEWEL BOXありの集団：63%、JEWEL BOXなしの集団：65％）。となると、ボーナストラックの影響でしょうかね。 　ライトファンをターゲットにした1枚物のゴールデン☆ベストは、本当は一番売れているベスト盤なのですが、この調査では所有率が低かったです。ボーナストラック無しで音源も重複となれば、こんなものでしょうね（＾＾；

 

5年前と比べて大差ありあせん。すでに発表から9年を経過しており、ひととおり浸透したということかなと思 います。新作が待たれますねえ〜。

 

 

80%近い方が投票しています。リクエストを受け付けていることを知らなかった方も8%いらっしゃいましたから、告知が行き渡っていたら80%を越えていたでしょう。

 

 

オリコン週間ベスト100に迫る売上だっただけにこれまでのベスト盤よりも所有率が高く、75%の方がお持ちでした。ボーナストラックなしでこれだけ売れたと言うことは、35周年のご祝儀（＾＾；とファンリクエストという仕掛け、それに未発表写真をふんだんに使ったブックレットのお陰でしょうか。。 　一方、買っていない方の理由を見ると「収録曲の音源をすべて持っているから」が半数以上で、予想された結果かと思います。コロムビアからリクエストの投票結果が発表されたあとに「元気タイムの曲が上位に少ない」という声を各所で見かけましたが、「収録曲が好みでない」という理由を挙げた方はいませんでした。その他を挙げた方の理由は当然分かりませんが、お便りでは「店頭で買いたくて探していて購入に至っていない」という声もありました。

 

 

5年前の調査とほぼ同じです。NAOKO PREMIUMの発売でオリジナルアルバムが復刻されたことによりオンデマンドCDは一定の役割を終えたのかもしれませんが、中古を除けばアルバムを単品で買うことができる唯一の商品なので、今後もラインナップを続けてくれることを願います。在庫を抱えなくて良いシステムなのですから。。。

 

ダウンロード派はまだまだ少数とはいえ、5年前に比べると比率は倍になりました。後になって気付きましたが「ハイレゾ配信」を購入した方も「ある」と答えているはずなので、今思えば「ハイレゾ」は独立して質問すれば良かったなあと（＾＾；　増えた要因の分析がきちんと出来なかったので。。。

 

ついにデジタルオーディオプレイヤー派が半数を超しました。やっぱり小型でどこでも聴けて便利ですよね。レコードをお使いの方もまだまだいらっしゃいます。

 

所有率はどの作品も6割程度でBOXセットをやや上回る程度です。注目は複数所有状況で、7作品コンプリートが半数以上！最初の6作品が発売された当時、5作品がオリコン週間チャート30位に入りAKBの記録に並んだと話題になりましたが、この調査結果でも「大人買い」をした方が多かったことが見て取れます。後から発売された88年のイーストバースデーライブ（NAOKO THANKSGIVING PARTY）も、最初の6作品と同程度に所有されており、映像作品は安定した需要があるなあと感じます。

73%の方が、生のステージを経験されています。5年前と変わりませんが新たな鑑賞機会がありませんから当然といえば当然です。なお、その機会がありえない休業後のファンを除くと81%で、これも5年前とほぼ同じです。それにしても、後追いの私としてはうらやましい限りです。 　見たことがないという方に再びチャンスが来るようなことになったなら飛び上がるほど嬉しいのですけどねえ。

「ソワレ〜河合奈保子を唄う」などのトリビュートライブを見聞きするようになったので伺いました。16%の方が、見たことがあると答えています。さすがにまだ少ないですね。 　「興味はない」という方も18%いますが、残りの66%は機会待ちと捉えることができるので、需要はあると考えます。ソワレさん、如何でしょうか（＾＾）

【１６】カラオケで奈保子さんの歌を歌うことはありますか？

全体では、「歌わない」という方が一番多くて48％でした。そのほかの選択肢も含めて、5年前とほぼ変わりません。 　カラオケに入っている曲目に関しては、JOYSOUNDに限れば、5年前よりもB面の曲が充実してきてはいるのですが、同世代の歌手と比べるとまだまだ曲数が少ないですね〜。奈保子さん普及のために、積極的に歌ってみるのは如何でしょうか。

 

7割を超える方が週1回以上ファンサイトやブログをチェックしています。これは5年前とほぼ同じです。4割近い方が毎日チェックしておられますが、当店の更新頻度は週に1回程度なので、きっと当店以外のファンブログをご覧になっているのかなと思います。昔ながらのホームページ形式のファンサイトは減ってしまい、いまや実質的に稼動しているのは当店だけという状況ですが、ネット上で多くのファンが情報発信されていることは心強いです。

ファンサイトへの書き込み等の経験は約6割でした。これも5年前の調査とほぼ同じです。運営側としてはリードオンリーの方も大切な閲覧者ですし、書き込みの有無は特に気にしてませんが、ここぞというときには盛り上がって頂けると嬉しいなと思います。

 

5年前と同じく、過去5年以内と期間を限定した質問をしました。5年前に比べてリクエスト経験者が大幅に減っています。（約4割→約2割） 　これは個人的には少々残念。奈保子さんの再発見、再評価を進めていくにはやっぱり奈保子さんの曲を聴いてもらうのが一番だと思うので、自然に耳に入る放送へのリクエストって有効ではないかと思うのですが、如何でしょうか。

5年前の調査では6割弱の方が他のアーティストのファンと兼務されていると回答していましたが、今回は約7割となっており、10年前の調査と同等になりました。この件について良い悪いということは一切ありません。

【終りに】全体を通して

 5年前との比較では、大きく動いたのは年齢層と放送へのリクエスト有無ぐらいで、全体的に安定しているな・・・ファン像というものは変わってないなという印象です。もちろん、ご本人の新たな動きが無いから当然といえば当然かもしれません。
　各種の復刻商品などは、買う人はバンバン買う印象で、まだまだ復刻需要の余地はあるかと思います。同じ音源を何度も買わせて・・・という声もあることは確かですが、切り口・企画によっては売れるということを証明したのが「私が好きな河合奈保子」ではないかと思います。もちろんそうした編集盤だけでなく、残るビデオ作品の復刻も待たれますね。他の歌手で出ているようなテレビ番組の登場シーン集を望む声もありますが、大人の事情があってハードルが高そう（＾＾；　でも出れば売れるでしょうね。